みなさん、こんばんは!
シバホーム 柴田です(^o^)
4階ビルの外部メンテナンス工事をしました!
今回はタイルの貼り替え・外壁屋根の塗装工事・バ
ルコニー手すりの取付けの様子です(^^)
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↓これがリフォーム前の写真です(^_^)
外壁にしっかり固定しながら足場を組みます(^^)
↓
↓
↓
今回塗装する外壁はALCの外壁です(^^)
ALCとは軽量気泡コンクリートのことで、英語の
『Autoclaved Light weight Concrete』
の頭文字を取って『ALC』と呼ばれています(^^)
一般住宅の外壁はサイディングの外壁とモルタルの
外壁が多いですが、最近は大手ハウスメーカー以外
でもALCの外壁を使った新築も多くなってきていま
す(^o^)
価格はほかの外壁に比べ高いですが、耐火性、遮音
性、断熱性に優れ、材料の耐久性もあります(^^)
重量も軽いので地震の際に建物の負担も軽くなるし
、建物に掛ける火災保険料も安くなるなどとても良
い外壁材です(^o^)
ALC自体は耐久性があるのですが、防水性は無く、
水分が浸み込みやすい素材になっています(^^)
その為、塗装とシーリングで防水処理をします!
シーリングのはがれや塗装の劣化・ヒビから水分が
侵入すると、ALCの気泡が水分を吸い込み、ALC
が劣化したり、冬は吸い込んだ水分が凍って膨張し
て内部で剥離していきます(+_+)
酷くなるとヒビから侵入した水分で、ALC内部に
ある鉄筋がサビて膨張し、剥離が進み急激に材料が
劣化していってしまいます(^_^;)
サイディングやモルタルの壁でも同じですが、特に
ALC場合は定期的なメンテナンスが大事になってき
ます!
少しのヒビに見えますが、かなり内部に水分が侵入
し、材料が劣化していました(+_+)
叩くと軽い音がして、内部で剥離しているのがわか
ります!
写真の様に塗料の色が黒ずんでいると注意が必要で
す(^^)
ALCをはがしてみると内部の鉄筋がサビて膨張し、
剥離していました(+_+)
今回はビルなどに使う厚み10㎝のALCなので補修
しますが、このくらい傷むと木造住宅に張る厚み4
cmのALCなら張り替えになりますね(^_^;)
ワイヤーブラシでしっかりとサビを撤去し、サビ止
め材を塗り、ALC補修用のボンドとALC補修材で
直します(^^)
今回は小さい補修も入れれば30ヶ所以上補修しま
した(+_+)
補修した部分は他と同じ様に模様付けをします!
やはり外部のメンテナンスは大事ですね(^。^)
ALCの目地やサッシ廻りのシーリングも年数が経
つにつれ、どんどん硬くなっていき地震の揺れなど
で剝がれてしまうので、全部打ち替えます(^^)
↓シーリング材撤去
↓
↓
↓シーリング打ち替え
後はサッシなどをビニールで養生し、塗装を3回塗
りします(^o^)
↓下塗り
↓
↓
↓塗装後
次にタイルの割れた部分や剝がれた部分を撤去し
ます(^^)
ALCの目地をシーリングし、塗装面同様鉄筋をサ
ビ止めします!
タイルの場合、一度霧吹きやハケでALCを濡らし
吸い込みを抑えた後カチオン樹脂を塗るなど工法が
変わります(^^)
これが乾いたら専用ボンドを塗り、補修材で下地を
造っていきます(^_^)
今度は地震の揺れでタイルが割れない様に目地を入
れたり弾性のボンドでタイルを貼っていきます!
↓タイル弾性ボンド貼り
↓
↓
↓タイル目地施工
目地が乾いたら薬品でタイル面を洗浄します(^^)
薬品がサッシに付くと変色するのでサッシを養生し
ながら薬品でこすり落し、機械で高圧洗浄していき
ます(^_^)
タイル面はつや消しのクリア塗装しました(^o^)
↓クリア塗装1回目
↓
↓
↓クリア塗装2回目 つや消し
塗装が乾いたら目地やサッシ廻りをすべてシーリン
グの打ち替えをします(^o^)
外壁のメンテナンスはこれで完了です(*^▽^*)
屋根は傷んだ塗料をケレンし、サビ止め材を塗った
後塗料を塗っていきます(^o^)
↓塗装前
↓
↓
↓ケレン作業
↓
↓
↓サビ止め塗装
↓
↓
↓塗装後
最後にバルコニーの手すり一体型笠木とアルミ物干
しを取付けます(^-^)
↓手すり金具取付け
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↓
↓
↓
↓取り付け後
これで4階ビル外部メンテナンス工事の完成です!
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有限会社 シバホーム
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大和市下鶴間2844-9